本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学
私たちの体を作っている、毎日口にするさまざまな食べもの。
コーヒーや食物繊維、脂質など、かつて悪者扱い、
もしくは取るに足らないものだった食べものにも
いろいろと良い働きがあることが、科学的にわかってきた。
一見科学的根拠に基づいていそうなダイエット法や健康食品にも、
体に良い作用がないものや摂りすぎると害になるものも。
一時の流行や煽り広告に惑わされないように、栄養素、体を作る成分、
体のなかの代謝という動きについて、正しく知って、
病気や認知症予防、ダイエットのヒントに。
「食物繊維は体にいいから消化もいい」と語っている学生に、
そもそも消化ができないものを食物繊維ということを説明すると、
では「消化できないものが体に必要なのか」ときかれて、
これは正しい食の知識が必要だと感じた著者。
体にいい、悪いで語られがちな食べものについて、
多くの人がわかっているようでわかっていないという実態を感じて、
現在わかっている食の科学を理解し、正しい情報の
受け取り方ができるようにという思いで執筆した1冊。
栄養学的な面と、複雑な体の代謝のしくみをなるべくやさしい言葉で解説。
食品によっては、時代的背景も関係していたり、
健康ブームの空気にのって「良い食べもの」になっているものも。
食と代謝はまだまだ解明されていないことも多いのですが、
わかっていることをクリアにしながら、誤った認識に陥らない方向を示します。

本の読書感想: バラバラに分解することを消化といい、
吸収してエネルギーを取り出したり必要なものに変えることが代謝。
さっかりんの発がん性は、不純物によるものだった。
ビタミンは、体内で合成不可能なもの。
ビタミンFは必須脂肪酸とされる。MやBCは今は葉酸と呼ばれる。
消化に悪いは体に悪い、ではない。乳酸菌によって腸内環境が整えられる。
プロバイオティクスやプレバイオティクスは腸内細菌叢の開園、
バイオジェニクスは、直接生体に作用する。
酵素とは、化学反応に対して触媒として機能するもの。栄養素ではない。
体内で製造される。外から取り込むものではない。酵素ダイエットは疑似科学。
運動エネルギーは、ATPを使う。解糖系は酸素がなくてもATPを作る代謝回路。
クエン酸回路は有酸素運動の際に使われる。
カルチニンは体内で合成できる。肉や牛乳に含まれる。サプリは必要ない。
ケトン体はアシドーシスの状態を引き起こす。中鎖脂肪酸でケトン体が作られる。
ガンはケトン体を利用できない。米にはたんぱく質も含まれる。ただしリジンは少ない。
肝臓の数値では、ALTとASTも大事。
肉は糖の代謝に必要なB1を含むことから肉を食べると元気になる。
褐色脂肪細胞は脂肪を代謝させエネルギーを算出する。肥満によって脂肪細胞の数が増える。
塩分は95%は尿中に排泄される。腎臓が調整している。
干しシイタケは生よりビタミンDが多い。単糖のブドウ糖や数分で吸収される。
カフェインはコーヒー、玉露が多い。苦み成分。
ソーセージやハムのボツリヌス菌で多くの死者が出た。
岩塩を使うと肉の色がきれいで食中毒を防げる。のちに岩塩の中の亜硝酸ナトリウムや
硝酸ナトリウムが効いていることがわかり今は食品添加物となっている。

本・書籍名: 本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学
本・目次: 序章 食べもの、その正体とは/第1章 食べものに含まれる栄養素の真実/第2章 消化と吸収から考える食べもの/第3章 体のなかで栄養素はどんな動きをしているのか/第4章 血液という体液から考える食べもの/第5章 筋肉、骨、皮膚と食べもの/第6章 脳と神経に作用する食べもの/第7章 健康な食べものは本当に体に良いのか
本・著者: 佐藤成美(サトウナルミ)
東京都出身。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了(農学博士)。サイエンスライターとして、生物や食品化学などの分野を主に担当。また、明治学院大学、東洋大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
本・出版社: 講談社
本の読書感想を、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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コーヒーや食物繊維、脂質など、かつて悪者扱い、
もしくは取るに足らないものだった食べものにも
いろいろと良い働きがあることが、科学的にわかってきた。
一見科学的根拠に基づいていそうなダイエット法や健康食品にも、
体に良い作用がないものや摂りすぎると害になるものも。
一時の流行や煽り広告に惑わされないように、栄養素、体を作る成分、
体のなかの代謝という動きについて、正しく知って、
病気や認知症予防、ダイエットのヒントに。
「食物繊維は体にいいから消化もいい」と語っている学生に、
そもそも消化ができないものを食物繊維ということを説明すると、
では「消化できないものが体に必要なのか」ときかれて、
これは正しい食の知識が必要だと感じた著者。
体にいい、悪いで語られがちな食べものについて、
多くの人がわかっているようでわかっていないという実態を感じて、
現在わかっている食の科学を理解し、正しい情報の
受け取り方ができるようにという思いで執筆した1冊。
栄養学的な面と、複雑な体の代謝のしくみをなるべくやさしい言葉で解説。
食品によっては、時代的背景も関係していたり、
健康ブームの空気にのって「良い食べもの」になっているものも。
食と代謝はまだまだ解明されていないことも多いのですが、
わかっていることをクリアにしながら、誤った認識に陥らない方向を示します。
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本の読書感想: バラバラに分解することを消化といい、
吸収してエネルギーを取り出したり必要なものに変えることが代謝。
さっかりんの発がん性は、不純物によるものだった。
ビタミンは、体内で合成不可能なもの。
ビタミンFは必須脂肪酸とされる。MやBCは今は葉酸と呼ばれる。
消化に悪いは体に悪い、ではない。乳酸菌によって腸内環境が整えられる。
プロバイオティクスやプレバイオティクスは腸内細菌叢の開園、
バイオジェニクスは、直接生体に作用する。
酵素とは、化学反応に対して触媒として機能するもの。栄養素ではない。
体内で製造される。外から取り込むものではない。酵素ダイエットは疑似科学。
運動エネルギーは、ATPを使う。解糖系は酸素がなくてもATPを作る代謝回路。
クエン酸回路は有酸素運動の際に使われる。
カルチニンは体内で合成できる。肉や牛乳に含まれる。サプリは必要ない。
ケトン体はアシドーシスの状態を引き起こす。中鎖脂肪酸でケトン体が作られる。
ガンはケトン体を利用できない。米にはたんぱく質も含まれる。ただしリジンは少ない。
肝臓の数値では、ALTとASTも大事。
肉は糖の代謝に必要なB1を含むことから肉を食べると元気になる。
褐色脂肪細胞は脂肪を代謝させエネルギーを算出する。肥満によって脂肪細胞の数が増える。
塩分は95%は尿中に排泄される。腎臓が調整している。
干しシイタケは生よりビタミンDが多い。単糖のブドウ糖や数分で吸収される。
カフェインはコーヒー、玉露が多い。苦み成分。
ソーセージやハムのボツリヌス菌で多くの死者が出た。
岩塩を使うと肉の色がきれいで食中毒を防げる。のちに岩塩の中の亜硝酸ナトリウムや
硝酸ナトリウムが効いていることがわかり今は食品添加物となっている。
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本・書籍名: 本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学
本・目次: 序章 食べもの、その正体とは/第1章 食べものに含まれる栄養素の真実/第2章 消化と吸収から考える食べもの/第3章 体のなかで栄養素はどんな動きをしているのか/第4章 血液という体液から考える食べもの/第5章 筋肉、骨、皮膚と食べもの/第6章 脳と神経に作用する食べもの/第7章 健康な食べものは本当に体に良いのか
本・著者: 佐藤成美(サトウナルミ)
東京都出身。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了(農学博士)。サイエンスライターとして、生物や食品化学などの分野を主に担当。また、明治学院大学、東洋大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
本・出版社: 講談社
本の読書感想を、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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